森雅史(もり・まさふみ)の Football Is Alive

サッカー記者の取材裏話らしきものや緩いもろもろに加え、大好きなガジェット系や音楽系のお話しなど。試合や選手などに関することは記事の配信先に配慮して、数日経ってから更新します。

「みんなのごはん」ハノイで不思議な頼み事をしてきた選手

本日、「みんなのごはん」でまた一本記事を公開していただきました。移り変わりの激しいインターネットの中で、もう3年もこうやって連載を続けさせていただいているのは、読んでくださるみなさまと、企画を守り抜いてくださる中の人のおかげです。本当にありがとうございます。

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最後は心が折れてしまった……太田吉彰を劇的に変えたヨーロッパ挑戦と震災の記憶

 海外での移籍交渉ってどうやってるのか、赤裸々に語っていただきました。仕事をしていない時期、仕事のない時期ってどれくらい苦しいか、ちょっとだけわかる気がします。

ところで2007年、太田選手がイビチャ・オシム監督に選ばれてアジアカップに行ったとき、頼み事をされたと憶えています。日々、黙々と練習を続けるものの出番が来ない太田選手に、メンタル・コンディションを心配して話しかけたところ、急に「髪を切るハサミを買ってきてほしい」とお願いされました。

なんでも髪が伸びたので自分で切りたくなったのだとか。ところが、そんなカミソリをベトナム・ハノイで探してもなかなか見つかりません。床屋さんに行って教えてもらおうと思ったのですが、使っているハサミがさびているのを見て止めました。

ちなみに、帰国して美容師さんに聞いたところ、使っているハサミは10万円以上するそうです。 国内でもどこで買ったらいいかわからないし、そんな高額なハサミ、そうしう簡単には買えません。数日探し回って見つけられなかったことを告げたとき、太田選手は「あ、そうですか」と淡々と一言。あっさりヘアカットを諦めたみたいでした。

ハノイ観光はしなかったのですが、ハサミを探してひたすらハノイの街を歩きました。生涯でただ一度、「ハサミ、ありますか?」と聞いて回った記憶です。もしかしたら僕に思い出を作ってあげようと太田選手は考えてくれたのか……ってことは絶対ないだろうなぁ。でも、そのおかげで太田選手との縁が続いている気がします。

「みんなのごはん」ずっと変わらないので年齢でビックリ

まずは台風21号と北海道地震の被災者のみなさまにお見舞いを申し上げます。また、私自身も札幌滞在中で、無事というお知らせが遅くなって申し訳ありませんでした。 

さて、6日に「みんなのごはん」でまた一本記事を公開していただきました。これも、読んでくださるみなさまと、企画を3年以上守り抜いてくださっている中の人のおかげです。 本当にありがとうございます。

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とにかく就職したくなかった……44歳で現役を続ける土屋征夫の原点、そして運命を変えた親父の言葉

 土屋征夫選手って、見た目がずっと変わらないので改めて年齢を聞くとビックリでした。それにしても働きたくないからサッカー選手になったり、子だくさんだったりと、これまで何度も話をしてきたのに、私も全然知らないことがあり、反省しつつじっくり聞かせていただいています。

読んでいただければ幸いです。どうかよろしくお願いいたします。 

【札幌遠征中】ご心配をおかけしております

みなさま、ご心配をおかけしております。3:40に電気が復旧し、諸々充電しながら過ごしています。ホテルのLANが復活し、快適なスピードでインターネットに接続できるようになりました。

6日、3:08に地震が発生し、しばらくは電気が使えたのですが、その後はさっきまで停電していました。6日の7時ぐらいまでは電話も通じており、4Gのパケットも使えていたのですが、その後は電話はもちろん、パケット網もほぼ使えない状態でした。

ホテルの人たちは、自分たちの家も心配なところでしょうに、とても親切に対応してくださって感謝しております。

8日の関空行きは欠航になり、代わりに中部国際空港に飛ぶことにしました。西日本もまだ台風の影響が残っていると思いますので、気を引き締めつつ向かいたいと思いますが、新千歳空港の状況も心配なところです。

取り急ぎ現状のご報告までとさせていただきます。 

本日「みんなのごはん」に出ていただいたのは「いぶし銀」

本日、また一本「みんなのごはん」に書かせていただきました。これも読んでいただいているみなさまと、いつも温かくこのコーナーを守り続けてくださっている中の人のおかげです。本当にありがとうございます。

さて本日は、
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あのとき監督は僕の気持ちを汲んでくれたと思う……今も現役を続ける明神智和の忘れられない途中出場とは

いつまでも「いぶし銀」としてプレーし続けている明神智和選手にご登場いただきました。

元々、あまり口数が多い選手ではないと思います。それなのにいろいろな話をしていただいたのですが、正直に言うと、柏の話のときは今でもまだ心を痛めている様子が伝わってきて、聞いていいものなのか、ためらいがありました。ユースから育ったクラブを離れることが、どんなに辛いことなのか、明神選手は決していろいろ語らないのですが、言葉と言葉の間に気持ちが滲んでいた気がします。

それにしても「イワナ酒」、 ヤバイものを聞いてしまった気がします。去年の急逝膵炎からまだ一滴も飲んでいないのに、匂ってくるような話を教えくれたのは、もしかしてキツいときの話を聞いてしまった復讐?(ま、そんなわけないのでしょうけど)。

「みんなのごはん」今回はなくなってとても寂しい番組から

本日、「みんなのごはん」でまた一本記事を公開していただきました。これも読んでいただいているみなさまと、この企画を守り続けてくださっている、懐の深い「ぐるなび」の中の方のおかげです。本当にありがとうございます。

さて、今日はこの方に登場していただきました。
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Jリーグバブル後の交流がいまの財産……フジテレビのサッカー番組を支えた青嶋達也は現場のニオイを重視する

フジテレビ、青嶋達也アナウンサーです。大好きでした、「セリエAダイジェスト」。

青嶋アナは何といいましてももう、いろんな現場に行くたびに、なぜかいつも飄々と、何事でもないように、笑みを浮かべて現れて、選手と談笑し去って行く、いったいこの方はいくつ体があるのかと、不思議に思ってしまうほど現場指向、話し言葉を書き起こしても、575のリズムが軽やかに、ほぼ手直しがいらないほど、理論だったお話しが、こちらの興味の向く先を、手前で読んで語り出す、そんなお人柄がみなさまに、察していただければ幸いです。

ただ残念なのは、お立場上、具体的な店の名前が出せなかったこと。ああ、それなのに、それなのに。掲載してくださる「ぐるなび」の、なんと深い懐か。それでもどうかみなさま、「ない」「唐突」「突然」「いつまで」などの恐怖の言葉を、避けていただければ、きっと次も書かせていただけると、どうか中の人、これからもずずずいーっと、よろしくお願いいたします。

Booking.comのトラブルが解決しそうです

ワールドカップでベルギー戦の会場だったロストフ・ナ・ドヌのアパートメントは、当初予約したところと別の場所に宿泊することになってしまいました。

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同一料金で、という話だったのですが1000ルーブルほど多く請求され、また、7000ルーブルのデポジットもいつ返金されるのか不明でした。

そこでBooking.comに連絡のメールを入れたところ、2度目の問い合わせに対してAsai.S氏が親身になって動いてくれて、無事解決しそうです。

ということで、昨日の記事は一度公開を停止いたします。ホッと一息。お騒がせしました。 また読んでいただいてありがとうございました。

「みんなのごはん」私の筆が拙かったせいです。申し訳ありません。

本日公開していただきました「みんなのごはん」の記事で、私の書き方が不適切だったばかりに横山謙三様と読者のみなさまに不快な思いをさせてしまいました。申し訳ありませんでした。

問題だった部分はリード文の2行目、

「挨拶をしたのに無視されたことがあったからだ」 

という部分です。この「無視」という言葉の持つ強さに配慮が足りませんでした。そのため、横山様が最初に非常に悪い人物として印象づけられてしまいました。

そのため、編集の方に無理を言って

「挨拶をしたのに返事が返ってこなかったことがあるからだ」 

に変更させていただきました。

以降、こういう間違いがないように気を付けます。本当に申し訳ありません。 

今回はかなりビビりながらインタビューさせていただきました

本日、また一本「みんなのごはん」で記事を公開していただきました。これも読んでいただいているみなさまと、3年間ずっとこの企画を守り続けてくださっている中の人のおかげです。本当にありがとうございます。

さて、今回はかなりビビりながらインタビューさせていただきました。

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あのときラモスは「身を捨ててでも代表でやりたい」と言った……サッカー冬の時代を支えた代表監督・横山謙三の証言

 
日本サッカーのレジェンドの1人、横山謙三前埼玉県サッカー協会会長、というか、元日本代表、そして元日本代表監督にお話を伺いました。

メキシコ五輪三位決定戦、圧倒的にボールを支配する地元メキシコに対し、後半開始早々のPKを阻止して流れを断ち切ったプレーは忘れてはならないでしょうし、その後、日本代表監督に悲壮な覚悟を持って就任したということも憶えておかなければいけないと思います。

実は横山日本代表監督が就任したとき、日本サッカー協会の要職にいた方から「今回は手を上げる人間がいない中、横山があえて引き受けた」「横山は火中の栗を拾った」という話を聞いておりました。

その時の話、その後のなかなか世間から理解してもらえなかった話などを聞いたのですが、横山元監督はあっさりとその話を終え、サッカーにおいては何が大切なのか、どうしなければいけないのかという未来志向の話をなさっていました。

今もなお、横山元監督は先を見続けているのでしょう。お話を伺っている間中、ずっとすばらしい笑顔だったのも印象的でした。

 

ワールドカップ・ロスの人にはこの1冊

あー、4年に1回の楽しみが終わってしまった……。…………。………………。


でも立ち上がらないと、もう18日からJ1再開な訳ですよ。もし日本がワールドカップの決勝に進出してたらどうするつもりだったんですかね。
 
と、暑いので思わず苛ついてしまっている人には、清涼剤としてこの本があります!!

ぺろり!スタグル旅(3) (ヒーローズコミックス) [ 能田達規 ]
ぺろり!スタグル旅(3) (ヒーローズコミックス) [ 能田達規 ]

いやいや、実は帯がいいのに。
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ロシアでも大人気だった一平ちゃんが出てるんですよ。しかも表紙は何のバトル漫画かと思うような雰囲気に。

「みんなのごはん」の連載に加えて、今回もちゃんと書き下ろしが入ってます。そこにはJ1のチームも登場していますし、もしかすると「ポプテピピック」や「男坂」のパロディじゃないかなって思う部分も。思いっきり笑って元気が出ます。

さぁ次の海外の大会に向けて準備をスタート!!

さぁ次の大会に向けて準備を始めるときです!! 2014年ブラジルワールドカップで圧倒的な強さを見せたドイツが2018年ロシアワールドカップではベスト16にも進めないくらいになるのですから、日本も安心する暇はありません。

これまで、3敗->ベスト16->1分2敗->ベスト16->1分2敗->ベスト16 と繰り返してきているので、うかうかしていると次はグループリーグ敗退も十分考えられます。まずはベスト16の常連国にならないと、その上を狙うなんておこがましい。

と、緩みがちな気を引き締めて、いろいろ準備を始めたいと思います。

まず、今年12月8日以降の海外遠征のために手配しなければいけないのが銀行口座。というのも、これまで海外のATMでキャッシュカードを使い現地通貨を引き出すのに新生銀行を使っていた方もいたかと思うのですが、この新生銀行のキャッシュカードが使えなくなります

新生銀行は代替案としてGAICAを勧めていますが、元々の新生銀行から手数料は4パーセントと高く、今ではもっと安く引き出せるところがあります(データに変更や間違いがあるかもしれませんので、とりあえずの参考としてみていただければ。実際の申し込みの際には詳細を確認してください。またATM使用手数料は海外のATMそのもので手数料を取るところがあります)。

三菱UFJデビット 年会費1080円(初年度無料)、手数料3.0パーセント(VISA)、ATM使用料1回108円
SMBCデビット 年会費無料、手数料3.0パーセント、ATM使用料1回108円
りそなデビット 年会費540円(初年度無料)、手数料2.5パーセント、ATM使用料無料
SBIデビット 年会費無料、手数料2.5パーセント、ATM使用料無料
ソニー銀行 年会費無料、手数料1.76パーセント(海外口座開設だけでもしていれば)、ATM使用料1回216円(無料になる通貨あり)
イオンデビット 年会費無料、手数料1.6パーセント、ATM使用料1回216円

一度に3万円引き出すとなると、

三菱UFJデビット 1008円
SMBCデビット 1008円
りそなデビット 750円
SBIデビット 750円
ソニー銀行 744円(通貨によっては528円)
イオンデビット 696円

で、もっと少額で引き出すのならATM使用料無料のところが有利です。


 

ワールドカップの記念ステッカーがほしいと思ったら

ワールドカップに行く度にステッカーを買ってスーツケースに貼るのが楽しみ!! という方もいらっしゃると思うのですが、残念ながら前回に引き続き今回もステッカーは「ロシアで」売っていませんでした。

実はこの「ロシアで」というのが曲者で、FIFAのオンラインショップだったらあるのです。

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ただし、日本からは普通にFIFAのストアに接続しようと思ってもできません。日本語のショップに飛ばされて、こんな商品があるともわかりません。

そんなときは、「プロキシ」をセットしましょう。 アメリカのサーバーなどを設定すると、ちゃんと見えるようになります。

ただし、もう一つ問題があって、実はFIFAのショップはダイレクトで日本に送ってくれないのです。そんなときは「転送サービス」を使います。たとえばUS-BUYERさんのような業者さんにお願いすると、アメリカ国内の住所が割り当てられますから、そこにFIFAショップから送ってもらい、転送してもらいます。

いろんな業者がありますが、安くても手数料と発送料で3000円ぐらいはかかります。すると1000円ぐらいのステッカーが4000円以上になったりするのですが、そこは思い出のため!!

あとは海外のショップで日本に出荷すると言ってくれているところもありますが、私はまだ使ったことがありません。よくわからないサイトにクレジットの情報を入れるのはどうも……という方には、これも私は使ったことがないのですが、プリペイド式のクレジットカードというのもあります。

今回の「みんなのごはん」にご登場いただいた理由

本日、また一本「みんなのごはん」で記事を公開していただきました。この連載が始まったのが2015年7月31日でしたから、丸3年、続けさせていただいています。これも読んでいただいているみなさまと、長きにわたって連載を守り続けてくださっている「中の人」のおかげです。本当にありがとうございます。

さて、今回はちょっと変わった(?)人選というようにも思えるかもしれません。
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僕は帝京高校の10番だった……サッカーも芸人も諦めたディエゴ・加藤・マラドーナが辿り着いた生き方とは 

エキシビションマッチで見事なFKを決めているのを目撃しました。その後お話を聞いて、謙虚な姿勢にこれまたびっくりしました。しかもいろいろ調べていくと、独特な経歴をお持ちです。

どこかでお話を伺えればと思い、タイミングを待っていました。今回になった理由は、ワールドカップも終盤に向かい、いろいろ複雑な思いを持っている人がいるだろうと思ったから。そんなすべての感情を「笑い」は温かく包んでくれるのではないかと思ったのです。

その主旨もお話しさせていただいて、その上で加藤さんは受け止めてくださいました。 普通ならとても笑いながら話せないようなことも、独特のユーモアとこの笑顔で昇華し、語っていただいたと思います。

ご多忙とは存じますがご高覧のほど、どうかよろしくお願いいたします。 

【ロシアワールドカップ】恒例の機内食オンパレード

さて、今回の機内食は……

まず行きの中国国際航空です。羽田から北京まで。
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日本っぽい食事でした。

続いて北京からモスクワまで。最初の食事はこれ。
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量があまりありません。

到着前には軽食が出ました。
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さて、ロシア国内では S7 と Ural に乗ったのですが、S7 のメニューは毎回チキンかチーズのサンドイッチを選択で。

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Uralは飲み物だけだったので省略します。

最後にモスクワから北京までの中国国際航空。
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チキンかフィッシュの選択です。 これはチキン。

到着前には軽食が出ました。
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最後に北京から羽田での食事。これもチキンかフィッシュの選択で、今回はフィッシュです。
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中国系ですから、もう少し食事がおいしくてもいいかと思ったのですが、ちょっと残念でした。
 

【ロシアワールドカップ】楽しさは歴史を重ねることでさらに

今回のワールドカップの面白さの一つは、ベスト4が前回とすべて入れ代わったことに象徴されるように、新しい歴史が作られていることが実感できることかもしれません。

そんな新しさと同時に、過去のいろいろな出来事が伏線になっているという連続性もあります。

たとえば、ベルギー戦の最後に本田圭佑が放ったFKは、2010年南アフリカワールドカップのデンマーク戦を思い出させました。また、最後のFKはコロンビア戦のFKから大迫勇也が放った決勝点を期待させました。最後のCKで本田がボールをキープし、延長戦にもつれ込めばよかったというのは結果論で、そこまで日本代表は勝負して結果を出してきたのです。

史上初のフェアプレーポイントによるベスト16進出を狙うという勝負に日本は勝ちました。その一方でベルギー戦では最後まで攻めて勝つという勝負には負けました。どの成功も次の失敗につながり、前回のコロンビア戦の大敗が今回の勝利につながったように、失敗は成功につながっていました。

長くワールドカップを見ると、そんな楽しみもあると思います。

それから個人的には、前回のワールドカップで一緒のドミトリーに泊まったコロンビアサポーターの親子と今回も会うことができました。そこでユニフォームを交換したり、モスクワから帰国するときに会ったコロンビアサポーターからはミサンガをもらえたり、コロンビアとの縁が深まってきた気がします。

コロンビアは1986年ワールドカップの開催地の予定でした。1982年スペインワールドカップの決勝戦の後に「次回はコロンビア」と予告されたにもかかわらず、経済状態の悪化から開催権を返上し、1986年のワールドカップはメキシコで開催されることになりました。

その後、結局まだコロンビアでワールドカップは開催されていません。いつかコロンビアでワールドカップが行われてほしいと思います。

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【ロシアワールドカップ】今回のロシア遠征で一番印象に残ったシーン

今回のロシア遠征で一番印象に残ったシーンは、これでした。

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ポーランド戦の後にゴミを拾う原博実Jリーグ副理事長、日本サッカー協会常務理事。ポーランド戦の最後の終わらせ方が論議を呼びましたので注目されることは少なかったのですが、これはちょっとした天気ではなかったかと思います。

1993年にサポーターが始めた文化が、25年かかって日本サッカー協会、Jリーグの幹部に届きました。国内の試合だと、場内アナウンスで「クリーンサポーター」を呼びかけたりするのですが、それを組織の上部が実践したという点で私は素晴らしいと思います。

【ワールドカップ】四半世紀をかけてついに上流に到達したサポーター文化 

【ロシアワールドカップ】北京空港でなくなった財布を探す……?

モスクワから北京に到着し、乗り換えには2時間30分の余裕がありました。30分前には搭乗がスタートするはずなので、余裕は2時間。もしかするとなくなった財布が落とし物が仮に届いているかもしれません。

ところが!!

まずチケットとパスポートのチェックがあります。とても威張った年配の女性と親切な若い女性の係員が列の作り方を指示します。若い女性が空いている場所を案内しようとすると、年配の女性がチケットをチェックし、再度別の場所を指示します。そして年配の女性が指示するのはものすごく時間がかかるところ。いや、だいたいなぜチケットとパスポートのチェックだけでこんなに時間がかかるのか。

チェックを終えて次の部屋に行くと、また別の係員がいました。その係員がするのは、チケットとパスポートをチェックすること。え? 今やったばっかりなのに。ダブルチェックでしょうか。それにしても非効率です。

ところがさらに非効率だったのは。そこから乗り換えの乗客たちが案内される場所。荷物をチェックするのですが、なんとX線の装置が2つだけ!!  北京で乗り換える乗客が全員この場所を通るのに!!

やっとのことで順番が回ってきたので、前回の北京の出来事を踏まえ、PC、iPad、ミラーレス、コンパクトカメラ、iPhone、Android、モバイルバッテリーを全部バッグから出し、財布は手元に残しました。

係員にこれでいいのかと聞くと、黙って今来た方向を指さします。そこには、今取りだしたものは全部バッグから出すように書いてありました。でも、普通に進んできたら背後に指示のボードがあるのです。いや、これ振り返らないとわからないでしょ?

係員は一つひとつのメーカーなどを見ています。モバイルバッテリーも手に取って、メーカーを調べていました。本当にメーカー名を知っているかどうかわかりません。あるいはブラックリストがあって照合しているのかもしれませんが、これでまた時間がかかります。

そして財布がなくなった原因がわかりました。ひとまとめにしてX線装置を通していたのにもかかわらず、出てきたところで係員がチェックし、もう一度装置を通したりするので、順番がバラバラに出てくるのです。これだと、どこまでが自分のものかわからず、人のものを持っていってしまってもわかりません。

やっと検査が終わったのは出発の1時間40分前。インフォメーションに行くと、ここにも若い女性と年配の女性がいました。若い女性が他の人に説明していたので、年配の女性に「6月18日にここで財布をなくしたのだが、落とし物係に届いていないか?」と聞いてみました。

ところがどうやらその女性は英語が苦手らしく、顔をしかめ威張った仕草で若い女性を指差し、話を聞くように指示しました。前回、飛行機遅延でホテルまで案内した係員もそうなのですが、なんでそんなに上から目線なのか。これも駆け引きなのかもしれませんが。

若い女性に話すのにさらに待ち、話を聞いたところ、一度中国に入国しないと落とし物係には行けないそうです。
「どれくらい時間がありますか?」
「出発まであと1時間少し」
「それでは無理ですね。諦めるか、中国国内の友人に頼むしかありません」

北京でもう一度一泊する気はありません。さようなら、僕の財布。はやく帰りたい。

搭乗口は、またも押し合いへし合いでした。全日空との共同便だったため、日本語で「席の番号で整列乗車を行います」というアナウンスがあったのですが、具体的にどの席は先に乗るのかなんて指示はありません。と言うか、そんなアナウンスがあったときには、もうみんな我先に乗り始めています。

このアグレッシブさというのは、国が上り調子のときってあるんでしょうね。日本でも年配の方の中にこういうアグレッシブさを持った方がいる気がします。そういう人たちから見ると、若い人は草食系とか絶食系に見えるのかもしれません。

 

【ロシアワールドカップ】中国国際航空に見た乗客の逞しさ

まずは今回の大水害で被災なさった方々にお見舞いを申し上げます。

帰国するときの日本海上空で飛行機は30分以上、激しく揺れました。こんなに揺れるのは初めてだったので悪い予感はしたのですが、ここまでひどいとは思ってもいませんでした。できることを何かさせていただければと思っています。

さて、その中国国際航空ですが、防備録的に書き留めておきたいと思います。

搭乗は、北京のときと同じでした。つまり列が何も用をなしません。したり顔で割り込もうとしてくるのがおじいさんやおばあさんなので、しかもニコニコしながら。つまりラッシュするというのが普通で、そのことに対して「出し抜こう」とかそんな感情はないのだと思います。

競争に打ち勝ち何とか席を確保すると、これまで見たことがない光景がありました。

北京からモスクワに飛ぶ飛行機の中では、たしか「何も充電しないように」というアナウンスがあったと思います。ところがモスクワから北京に飛ぶ飛行機では、そんな制限はないようでした。すると……

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電源タップです。

ガンガン充電しています。そしてみんな携帯の電源を切っている様子はありません。「きっと『飛行機モード』にしてるに違いない」と思っていたのですが、どうやら違うようです。

着陸近くになってくると、メールの着信音がガンガンします。いや、大丈夫なのか、これ!! とびびっていたのは私だけだったので、これも中国では標準ということでしょう。

しかもこの分電盤を出していた人も、メールの着信音がしていた私の隣の人もとてもフレンドリー。となると、これはもう「習慣が違う」と笑うしかありませんでした。

機内のエンターテインメントは、タッチパネルが感応しない、映画は「ローガン」などが「NEW」になっているというクラシカルぶり。おかげでじっくり読書の時間が取れました。

【ロシアワールドカップ】もしかしたらロシアの人が大好きなのかも

もしかしたら、ロシアの人が大好きなのかも、と思うことがあります。

空港までのエクスプレスに乗る時点でセキュリティチェック。
空港に到着したら空港に入るところでセキュリティチェック。
チケットカウンターに行くまでにセキュリティチェック。
中国国際航空は別のセキュリティ検査がありますと、もう一度セキュリティチェック。
チケットを受け取り、パスポートコントロールを抜けたらセキュリティチェック。

そのたびにパソコンを取りだし、電源を入れては落としていたら、どんどんバッテリーの残量が減ってきました。VPNを使っているから余計に消耗が早いんです。

そう言えば、スタジアムに入るときはパソコンの電源に加えてiPadや2台の携帯の稼動している画面を見せなければいけませんでした。もっともこれはロシアのやり方と言うよりFIFAの規定なのでしょう。

これで北京でまた全部ひっくり返すようなセキュリティチェックがあったら、みんなどのセキュリティチェックも信用してないってことだと思うんですけど。 

【ロシアワールドカップ】何と今になってクレジットカードの!!

帰る日程が決定したのでクレジットカードの再発行をお願いしました。そのままいろいろ情報を調べていると、何と!! 海外でカードがなくなったり盗難に遭ったときは、「緊急カード」が発行してもらえるという情報が出てきました!!

でも、なくなったとき連絡しても、そんなこと一言も教えてもらえなかった……。もしもそのカードがあれば、残り8試合のうちいくつかが見られたかも(涙)。ただ、そういう情報が今見つかるってことは「帰りなさい」ってサッカーの神様がおっしゃってるんだと思います。

ともかく、クレジットカードを海外で紛失したときは、「緊急カード」という方法があるとわかりました。これでどんどんなくしても大丈夫!!

【ロシアワールドカップ】何とか空港までたどり着きました

シェレメーチェヴォ空港までやって来ました。国内空港と書いていたドモジェドヴォ空港ですが、どうやら国際線もたくさん飛んでいるようです。そちらを起点にしておけば、もうちょっと移動が楽だったのかもしれません。次回、嫁探しに来たときには忘れないようにしたいと思います。

この時点で手持ちの現金は1043ルーブル(約2090円)。おお、まだ2000円も使える、と思いつつも、昼ご飯を食べなければいけません。

迷ったあげく、ケンタッキーにしました。メニューがタッチパネルになっていて、英語で選ぶことができますし、多かったら削ることもできます。貧乏旅行に持ってこい。カードも使えそうだし。それにケンタって海外だと安いんですよね!!

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ドラム肉3本、ポテトMとドリンクM(500ml)。 ドラム肉は日本よりボリュームたっぷり。これでなんと480ルーブル!! あれ? 約960円もする? これだと日本と変わらないですね。うーん、失敗だったか。
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