森雅史(もり・まさふみ)の Football Is Alive

サッカー記者の取材裏話らしきものや緩いもろもろに加え、大好きなガジェット系や音楽系のお話しなど。試合や選手などに関することは記事の配信先に配慮して、数日経ってから更新します。

鬼武チェアマン就任と熊地さん

鬼武チェアマンが就任、その後の懇親会で約30分ほど話し込む。仲のいい5人で話していたところ、チェアマンがやってきてくださった。鳥栖の件ではこの人が動かなかったら、とんでもないことになっていただろう。鳥栖の件と言えば、クラブ創立時に1カ月以上佐賀に泊まり込み、基盤のすべてを作ったと言ってもいい熊地洋二さんがJリーグから退任された。「若く見えるって言われても、もう61歳だよ。これ以上働かせないでくれ」と冗談めかしておっしゃっていた。Jの発展について、この人の功績も大きいのだが、そのことについてはまた別途インタビューをして書き残したいと思う。

映画の大筋

映画のレジュメの修正版が深夜に送られてきて確認。あるギミックが加わったことで、映画に一つ筋が通ったんじゃないでしょうか。それにしても、やっとこれでたたき台で、これからさらに修正が加わって、終わるまでずっと書き直しが続くなんて、やっぱりすごい。書く人の精神力も問われます。

業界再編成

フッティバルとバーサスが休刊、その他いろいろ動きがあるサッカー雑誌界。他誌との差別化を図りつつ収益を上げるのは難しいし、他誌と似た内容の方がまだ一定部数は見込めるけれど、こちらも苦しくなるのは必至。でも、将来性は独自路線にあるんじゃないかと思うのでした。と、月刊アスキーですら休刊してしまう現在の雑誌離れを悲しみつつ(あ、でも月刊アスキーの今月号はパソコンの集大成っぽくて資料として最適です)。

負け犬根性

ちょっと昔の話。あるコーチと話をしていた時、負け犬根性とは何かという話になった。
彼が言うには、負けが込んでくると、勝敗だけでしかゲームを語れなくなってくるのだという。どんなに悪い内容でも勝てば絶賛。どんなにいい内容でも負ければボロクソ。それが負け犬根性だという。そのとおりだと思う。同じことはサポーターにも言えるのかもしれない。
 なぜこんなことを書いているのかというと、昨日の試合後、徳島の選手に対して罵声を浴びせ続ける人がいたからだ。確かに徳島から来て負け試合を見せられたら辛いだろう。だけど試合のパフォーマンスに生活がかかっている選手たちが手を抜くことは少ない(ないとは言わない。でも社会人なら自分の来年の契約がかかっている状態で手を抜ける人物が少ないことや、学生ならテストで点が悪ければすぐ退学になるという状況でテストの時間に手を抜けないということは分かると思う)。「しっかりしろ」「ちゃんとしろ」「勝て」だけでは選手に思いは届かない。徳島の選手が最後まで気迫を見せたのは、僕は評価に値すると思う。そこを評価した上で、「もっと出来るはずなのに」という気持ちを表現したほうがいいのじゃないだろうか。

東京V?徳島

 J2リーグ第28節。味の素スタジアム。
 東京Vはゼ・ルイスがデビュー。しっかりボールをキープしつつ、容赦なく味方を走らせるパスを出す。彼とマルクスのおかげでずいぶん中盤の活動量が増えた。それに引っ張られて、チーム全体の動きも盛んになった。東京Vは完成形に近づいたと言えるだろう。
 徳島はジョルジーニョが見事なミドル・ループシュートで同点に追いついた後、自分たちの時間を確保していた。そこで追加点が取れない時、相手に再度リズムが渡る。そのことを味方に言えるベテランが、必要な時にはピッチにいなかった。相手のリズムなのに無理に攻めようとする。そこに付け込まれ、ミスを誘発されて、追加点を奪われる。すると今後は必要以上に気落ちして、さらに猛攻を受けるハメになる。
 それでも、試合終盤、何とか2点差に詰め寄るゴールを奪うと徳島の選手はボールを急いでセンターサークルに持って行き、何とかもう1点取りたいという気迫を見せていた。あの姿勢は感動ものだった。

女子芸能フットサル決勝トーナメント

今日は女子芸能フットサルのカップ戦、グッドウィルカップの決勝トーナメントを取材。
 カレッツァとチームドリームがいない、ガッタスは1回戦負け、というかグループリーグで1位だったチームがすべて1回戦で負けるという大波乱の大会を制したのは、何とリーグ戦ではリザーブリーグにいる松竹G。ただし、この松竹Gは1回戦、準決勝、決勝ともゴールを挙げて優勝した。お見事。
 ガッタスはこの大会が決定する前に吉沢、藤本、石川のスケジュールが決まっていたので出場出来なかったし、予選からの3試合で是永が1ゴールのみでは苦戦は必然だったと言える。紺野のラストゲームを勝利で飾ることが出来なかったのは残念。だけどこれでガチンコの勝負が行なわれていることは証明でした。カレッツァのメンバーが私服で見ていたのがかわいそうだった。
 昔みたいに助っ人がいなければリーグが学芸会レベルになるということはないので、今後はこの大会に出る以上、芸能活動をしていることが前提となるべきだ。また、チャクチャクからザナドゥに移籍した選手がいたが、今後は移籍のルール作りも必要だろう。チャクチャクはザナドゥとの準決勝で勝った時、本当にうれしそうだった。
 1回戦と準決勝は野田社長と一緒に観戦し、フットサルの見方についてもいろいろ教えていただいた。
 それにしてもこの女子芸能フットサルの観客のマナーのよさにはいつも感心させられる。自分の応援しているチームだけではなく、試合後はみんなに声援を送る。相手のPKも邪魔しない。判定に文句を言わない。おかげでとても気持ちよく会場を後にすることが出来る。これは他の日本サッカー界も学ぶべきではないか。世界基準ではもっと選手に厳しいと言うが、そんな海外の感覚を日本に持ち込んでも強くなれるのだろうか。日本人の特性はこのフットサルの観客に現れている気がする。

横浜C?鳥栖

 J2リーグ第27節。三ツ沢球技場。
 横浜Cの上手いゲーム運びに鳥栖が負けた。
 立ち上がりから鳥栖のパスワークが冴え、横浜Cは持っても早いつぶしに合う。城のケガの具合も悪そうで、前線に起点が出来ない横浜Cの失点は目前かと思われた。
 ところが後半、城に代えてアレモンを投入すると、次第に横浜Cがチャンスを作り出す。また、鳥栖がしっかりしたパスワークで攻めようとする分、横浜Cが得意とするカウンター攻撃が生き出した。
 この試合、唯一の得点は交代で入った滝沢。自慢のスピードを生かして左サイドを突破。アウグストとのワンツーでフリーになるとねじ込んだ。
 決定機は横浜Cの3回に対して鳥栖の1回。

心機一転!

ワールドカップの決勝も終わったということで、髪をバッサリ。カモラネージよりも短くした。ついでにヒゲも落とす。
 そう言えば85年、日本がワールドカップ予選で敗退が決まったから、坊主にしたなぁ。内藤さんという女性も坊主にしたなぁ。日本代表の花岡コーチも坊主にしていたなぁ。みんなそれぞれの立場でいろいろ反省して、それを形にしていたと思う。今回はどんな形になって未来への教訓が残せるのだろう。涙。

映画の打ち合わせ

某所で某映画の打ち合わせ。とても面白かった。今年末から来年頭ぐらいに撮影に移りたいとのこと。決まったら詳細を書きます。僕が絡むということはサッカーのお話。全国のお友だちに関係してもらっているので、作ることになったらその人たちの名前もエンドロールに入れてもらいます。自分自身でもすごく楽しみ。
夜、某社長と社長の隠れ家に。社長を見つけるとみんながサッカーの話をしてくる。どう考えても、僕の格好は場に不釣り合いだと思っていたら、もう一人、20年来の知り合いが。彼も某社長に連れられてきたと言っていた。そりゃそうだよ、似合わないもん、オレたち。

原稿書き

朝、サッカースクールに行く。当たりの強いお父さんがいた。後で聞くと韓国の人だとのこと。次回のお手合わせも楽しみ。その後、屋外のプールに。「僕の夏休み」を思い出させるような穴場で毎年ずっと通っている。2時間泳ぐつもりが気温が低くて1時間で終了。その後、新居選手の原稿書き。今夜中に仕上げる予定。

東京V?鳥栖

J2リーグ第26節。国立競技場。
 両チームの目指す方向は同じ。
 東京Vはマルクスが入って、中盤でしっかりボールが収まり、トップを追い越して飛び出す選手が出来た。これでボランチがもっとボールをキープして、左右に散らすことが出来れば、やっと昇格を狙う態勢が整うのではないか。試合後にラモス監督にそう言うと、「今度練習見に来てね。いいのいるよ」とニヤリ。
 鳥栖は東京Vよりしっかりボールを繋いでいた。こんなに短期間でパスワークの上手いチームになるとは。新居が途中で交代したのは誤算だっただろう。
 後半、相手の退場で一人多い鳥栖は、ユ・ジョンファンがセンターサークルでマルクスからボールをカットするとロングシュート。GK高木が何とか触ったがボールはクロスバーに当たってはね返る。そこに鈴木が詰めて待望の今シーズン初ゴール。ところがその2分後に森本の突破をたまらず手で止めてPK。これをマルクスに決められてドローとなった。
 決定機は東京Vの5回に対して鳥栖の3回。

鳥栖の選手のインタビュー

昼一番にいつものラジオ出演を終えると、その後は六本木でオールスターの記者会見。小笠原選手の表情は読めなかったが、宮本選手は去年の記者会見に比べると、明らかに表情が暗かった。彼らを観ていると胸が痛んだ。今年は質問せずに終わる。
 夜、某所で鳥栖の新居選手のインタビュー。彼にとても緊張感があった。リラックスしてもらうために、いつも以上に質問を細かく区切る。最後はやっと饒舌、とまではいかないけれど、しっかり話してくれた。彼には表裏がない。

女子芸能フットサルのカップ戦

 女子芸能フットサルのカップ戦、グッドウィルカップの予選リーグを取材。
 いつもの駒沢体育館ではない、室内競技場だったので、冷房がない。さらにこの大会はいつもよりも長い12分ハーフ。これには選手も大変そうだった。
 ガッタスはスケジュールの関係で吉沢、藤本、石川の3人が欠場。7人で戦うというスクランブル状態。だがあさみが好調で、柴田もキャプテンの重責を全うした。みうなの個人技がとても上達していて、しかも本番でも堂々と披露しているのにビックリ。
 レフェリーが細かく反則を取るようになった。だが、基準のバラツキがあったり、ミスが急に増えたりしたのは、この日、多くの観客が詰め掛けて(ダフ屋も一人いた)、予想以上の熱気がこもったからだと思っておこう。もうプレーが「イタイ」選手はどこにもいない。昔はガッタスの週2回練習というのは多かったらしいが、今では他のチームの練習量の方が多いのだという。
 観客席はいろんなチームのサポーターがいる。それぞれいろんなJクラブの影響を受けている。それを聞き分けるのもまた楽しみ。

東京Vの練習取材

 今日は某所に行って、さらに某所に行って、それから東京Vの練習場に。
 ラモス監督に言われた、ゼ・ルイス選手をチェック。しっかりボールが収まる。展開が広い。よく走れる。1日に思った問題点を解決出来るのではないか。 国際的な移籍期間の問題でまだ登録出来ない。16日の徳島戦でお披露目ということで、これは取材に行こうと思う。
 ゴールを3つ置いて3チーム入り乱れての練習。ラモス監督も都並・柱谷コーチも参加。
練習後、都並コーチとワールドカップについて話す。いろいろ教えていただいた。横を森本が通った時、都並コーチが「雨が降ったら中止だから」と言う。森本はやりたそうだった。何かというと朝の自主練。今日も都並コーチは森本に飛び込むタイミングをつかませるために、朝180本クロスを上げたという。それでよく最後のトレーニングまで走っているなぁ。

川崎の練習取材

 小雨が降る朝から川崎の練習取材。合宿明けの今日は軽めの練習で終わり。伊藤、寺田、箕輪、中村、今野、鬼木、我那覇に話を聞く。中村を除いて全員が一致した意見は中村が絶好調ということ。守備陣3人は開幕明けの3連戦、鹿島、浦和、G大阪戦に対して非常に気合いが入っていた。そうそう、関塚監督も去年の今ごろと比べて安堵している部分があったし、去年よりも明るい。そりゃそうだ。去年はあと勝点をどれくらい積み上げなければ残留出来ないかと心配していたのが、今は首位だから。
 川崎の選手はとてもクラブの運営に協力的で清々しい。彼らはJ1に昇格した今でも、試合後のサインを欠かさず行っている。この姿勢はいつまでも続いて欲しい。欲を言うなら、等々力スタジアムがもっと観戦しやすい構造ならば、最高の次ぐらいなんだけど。

小ネタ

ポルトガル?イングランドの客席に来ているミック・ジャガーがテレビに映っていたけど、ザ・ローリングストーンズはワールドカップ後のドイツでユーロツアーを行います。小ネタでした。

横浜FC?東京V戦

ナイトゲームで久しぶりのJ2。何が目立つってセットプレーの再開に時間がかかること。隣のKさんが計ったら、毎回ゴールキックでGKがボールに触ってから15秒以上かかっていた。
は! もしかするとテレビ放映ではこの間にCMを入れられるんじゃないか? 視聴者も退屈しなくて済むし。これは財政難に苦しむクラブにとっていい財源になりそう。でも、ワールドカップじゃそんなCMは無理そうだけど。GKが蹴るのも早いしFIFAの縛りも厳しいから。

北澤氏と再会

先日、北澤豪氏と某所で再会。北澤氏が指導している女子チームの練習を見学に行ったはずが、練習前にワールドカップについて話し出すと、止まらなくなってしまった。北澤氏から「向こうにいた時はもっと厳しい顔つきだった」と言われたけど、まだドイツでそんな顔をしながらうろついていたかった。女子チームではFWの子のポストプレーが上手くなっていたのと、DFの子の周囲を見る的確さとアイデアが広がっていたのが面白かった。スゴイ勢いで成長するもんだなぁ。

オールスター出場選手発表の取材申請書を見て

7月7日、七夕の日にオールスターの出場選手が発表される。この日までにトップ当選だった選手たち、おそらくは代表選手の2人は気持ちを切り替えて登場しなければならない。惨敗に終わった大会の後、人前にでなければならない心境はどうだろうか。辛い記者会見になりそうな気がする。だから余計に出かけなければ。と書いて自身の決心を促してみたりする。

看護婦さん

朝、9時30分に成田着。帰りは他の乗客と話をしなかった。すんなりパスポートコントロールと税関を通り、9時55分のバスに乗る。バス停から病院に直行。格好を見て知り合いの看護婦さんたちが「お疲れでしたね」と声を掛けてくれた。現地にいた人よりも日本国内の方が過激な反応があったと聞く。そんなエネルギーはサッカーの発展に向けようよ。
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