森雅史(もり・まさふみ)の Football Is Alive

サッカー記者の取材裏話らしきものや緩いもろもろに加え、大好きなガジェット系や音楽系のお話しなど。試合や選手などに関することは記事の配信先に配慮して、数日経ってから更新します。

Chibsonへの道(その3)

中国製Gibson似ギターの総称、Chibson購入までのお話し、第3弾です。

ポチッとしたのが4月11日。ワクワクしながら3日ほど経ったところで、あることに気付きました。それは、僕が注文したのは「Kevin Shi Guitars」。ところがAliexpress内に「Kevin Shi All Guitars」という販売会社もあります。しかも、そこのほうが5パーセントほど安い!

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メッセージセンターを使ってKevinに質問してみました。このKevin、 Facebookで調べるとなかなか若くて精力的に動いている人物のようです。

すぐにKevinから、 「Kevin Shi All Guitars」も自分の仮想店舗だけど、今キャンペーン中だという返事が来ました。そして僕が注文したロゴなしのギターは「特別」だから、あちらの店舗で注文しても値段は変わらないという説明です。

それはそうと、 「Kevin Shi Guitars」のギターケースは128ドル。ところが、「Kevin Shi All Guitars」では99ドルになっています。これも質問すると、本当はどちらも120ドルで、値段が間違っていたという返答でした。でも、その後も修正しないところを見ると、これはきっと価格交渉の余地あり! という感じでしょう。

そこでケースはいくらになるの? と聞いたら、「105ドルにします! 」という元気のいいお返事が。あ、その勢いに負けた! ということで、ケースも注文してしまいました。

あとでこれがとてもよかったと思い知ります。 

Chibsonへの道(その2)

中国製Gibson似ギターの総称、Chibson購入までのお話し、第2弾です。

 中国のオンラインショッピングサイト、Aliexpressには優れた点が1つあります。それはクレジットで支払ったとしても、その金額がAliexpressに保管され、商品が無事到着した後に消費者が受け取りを宣言しないと、販売者にお金が入らないことです。これなら怪しい販売者に、お金を持ち逃げされる可能性がありません。また、○日以内に商品が発送されなかったら取引はキャンセル、○日以内に商品が到着しなければ取引は中止などというルールが商品によって設定されていて、受け渡しを引き延ばされたりする心配もありません。

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さらに、販売者と消費者のやりとりがシステム上に残せるので、万が一トラブルがあった場合の最終手段としてAliexpressが仲裁に入り、そのやりとりを見てどちらの言い分が正しいのか判断できるようになっています。


そんな利点を持ちながら、 Aliexpressは大きな問題点も抱えています。

まず、商品がパチモノっぽいこと。今回ダブルネックギターを検索すると、堂々と「Gibson」と書いてあるものはなかったものの、ヘッドではロゴが入っている部分を避けて商品写真を撮っていたり、ヘッドの後ろに「MADE IN USA」と刻印されていながら、説明文では堂々と「中国製」と書いてあったり。ジミーページのサインが刻印されてあるようなものまでありました。

これって立派な商標違反。税関で引っかかる可能性があります。

あとは日本語の怪しさが半端ないこと。日本語での説明文を読んで、安心して買おうと思える日本人はいないのではないでしょうか。英語モードにすると意味は通じますが、日本語だとたとえば「カート」が「カーと」になっていたりするなど、不安感を掻き立ててくれます。

そしてもう1つ、後になって気付いたのですがシステムに抜け穴があること。これについては後述します。

とにかくまず、商標違反にならないような商品を探さなければなりません。ということでいろいろ見ていくと……。

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ここが目に付きました。というのも、いろいろな販売会社で写真が使い回されているようなのですが、この会社は上位ランクのギターでよく見られる写真を使っており、さらにその中では一番安い348ドルだったのです。しかも自社工場を持っているとして、作業の様子が掲載されていました。

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ヘッドの写真にもロゴは写っていないし、これなら大丈夫か。ですが、説明文を読むと疑いたくなってしまいます。

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このサイトの顧客はアルファベット圏の人が多いようで、日本語はでたらめです。機械翻訳なんでしょうね。

店選びのポイントとしたのは、オープンしてからの日数とこれまでの取引の数、さらに肯定的なフィードバックがどれくらいあるか、そして実際のコメントでした。

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ちょっと心配になったのは、説明文の中に「ロゴ入りの写真もあります」と記載されていたこと。そこで最後の確認として、「ロゴが入っていないよね?」とメール。すると1時間で「大丈夫です。ロゴなしは簡単です」と、いかにも写真以外はGIbsonって入れてるようなというニュアンスのメールが来ました。そして「出荷前にロゴが入っていないことを確認できるよう、写真を送ります」とのこと。

上記のとおり、やり取りのメッセージをシステム上に残せるので、こういう約束があって守らないとトラブルのときに販売会社に不利になります。そういう意味では安心です。

うーん、迷っても仕方がないし、行くしかないか! 行けばわかるさ!!
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Chibsonへの道(その1)

全然サッカーの話題ではないのですが、今日の日刊ゲンダイにも記事を書かせていただきました。 

なぜか急にギター熱が出てきてしまったのです。というのも、昔に比べるとすっかりギターが安くなったと思ったから。しかも今はインターネットで弾きたい曲名を検索すると、世界中の親切な人が弾き方をYoutubeにアップしてくれたりしています。

で、いろいろなサイトを見ていると、もともと変わったものが好きな私の目を引きつけて止まないのがダブルネックギター。でも高い。Gibsonのギターの販売価格が約70万円。Epiphoneでも10万円前後。別にステージに立つわけでもなく、人知れずこっそり練習しようと思っている身にとって、ちょっと手が出ません。趣味がギターの人ならいいのでしょうが、なにせ僕の趣味はサッカーで、そちらに思い切りお金がかかってます。

で、英語のサイトを見ていると、海外ではずいぶん安く手に入れている人がいます。これは海外からの通販なら安いのか? ですが世界各地のamazonを見ても日本と値段はほぼ同じか、もっと高いだけ。でも諦めずにいろんなリンクを辿っていくと……。

どうやら安いダブルネックギターは中国産のようです。そしてGibsonのパチモノのようなギターはChibsonと総称されていました。となると、これは中国の通販を調べるだけ!

と、こんなサイトがありました。Aliexpress。中国のアリババグループです。アリババと言えば、去年からクラブワールドカップのスポンサーになったところ。ですが、どんな企業なのよくわかっていませんでした。

アリババは、生産者である中国の企業と仕入れたい世界の企業をマッチさせるところでした。ですから、アリババで調べると、ダブルネックギターの取引単位が1ロット150本、なんて感じです。ただし、1本は約8000円程度。

Aliexpressは小売り部門でした。ここにはいろんなものが山のように売っています。おもしろいのは、いろんな部品が販売されていること。プリミティブなものを探すのにもいいかもしれません。

そしてダブルネックギターもたくさん出品されていました。価格は2万円〜3万円、3万円〜4万円前後の2ゾーンがあるようです。どうやら普通のギターだと、さらに下の1万円〜2万円もある模様。ただし、今は日本でも安くギターが買えるので、普通のギターなら日本の楽器店のほうが安心して購入できそうです。

ただし、日本の楽器店ではダブルネックギターなんて滅多に置いていませんし、あっても高額。このサイトなら4万円でこのサイト内の「高級品」が手に入ると思うと、つい何本も見比べてしまいます。

いくつも見ていくと、あることに気付きました。うーん、中国の通販はちょっと怖ろしい。

 

み、見逃してしまったJリーグタイム

まさか4日にも放送していたなんて……。いや、確かにそう予告されていたけど、こっちの日付の感覚がずれてました。すっごく期待してたんですよ。NHKの森さん、練習取材にも来ていらっしゃいました。そして川崎vs仙台には、宮崎瑠偉いやいや、瑠依さんもいらしてました。

こどもの日にちなんで、いろんな選手の話を聞いていらっしゃったそうです。足を使って稼いだ取材って、いいですよね。宮崎さんもいつもどおり明るい笑顔。
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森さん、この日はちょっとニヒル(死語?)でした。 

うーん、このお会いしたときに聞いておけば良かった……。ちなみに次回は8日日曜日の放送です。今度は間違わないようにしなければ!! 

9年間、いつか「書かなければいけない」と思っていた話です

「ぐるなび」さんでの連載、今回はラモス瑠偉監督です。

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僕らはあと何回、お母さんに会えるのだろう? ラモス瑠偉とマリア様の記憶 

ラモス監督とお話しをさせていただいていると、この人の一番強いところは「喜怒哀楽」の「哀」に出会ったときの揺るがなさではないかと思います。いろいろな嫌な話があったときも、ほぼ感情を動かさずに話をしていらっしゃいますし、身近な方が亡くなったときに誰にも知られないように振る舞う態度は、ちょっと自分には真似が出来ないと思えます。

9年前、偶然そういう場に居合わせました。そのとき「誰にもう言うな」と言われていたのでずっと書く時を待っていました。今回はそんな話です。 



追記)
中村年秀さん、誤記のご指摘ありがとうございました。

ティーザー広告なのには意味がある

ミックスゾーンで会うなり小林悠選手は苦笑しながら言いました。
「危うく戦犯になるところでした」

無人のゴールに向かいながらまさかのキックミス。その直後に2点目を奪われたのですから、焦る気持ちがわかります。そのぶん余計に力が入っていてもおかしくないのに、最後の狭いコースを通ってきたパスを見事にコントロール! あの位置に止められないと、シュートをブロックされたりGKにコースを塞がれたりしたことでしょう。そのトラップについて聞くと「いやぁ、無我夢中です」ということでした。あんなにトラップうまかったっけ? そんな意地悪な質問にも「夢中でしたから」。

武岡佑都選手が投入され、エウシーニョ選手がMFになっていたため、あのコースを見ることができたのだとも思います。そういう意味では風間八宏監督の采配もズバリと的中していて、川崎の勢いは止まりそうにありません。

もっとも、FC東京が前半こんなにしっかりブロックを作ってカウンターを狙ってくるとは思っていませんでした。結果的にはスコア上打ち合いになりましたが、前半はこの両チームが戦っているにしては少々寂しさも。

小林選手に優勝について聞くと「いや、そんな先は考えられません。まだ目の前の1試合を戦っているだけです」という答え。ただ、川崎って乗るとなかなか落ちないので、他のチームはウカウカできなくなりました。2シーズン制という短期決戦は、今のところ川崎に有利でしょう。

さて、中村憲剛選手の本を飯尾篤史さんがお書きになりました。「ブログに載せるから」と言っても、本を手に取ってくれません。手前に本を自分で持ち、奥に飯尾さんを置いたら、何を撮っているかわからない写真に……。い、いや、ティーザー広告なんです!! 本当は意味があるんです!!

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300ページを超える力作です。楽しみ!!

 

カメラマンにもリングネームがあっていいじゃないか

カメラマンさんが自身をプロデュースするとき、別に本名だけじゃなくていいと思うんです。リングネーム、いやいやペンネーム、でもない、ま、あだ名、でしょうか。

あるカメラマンさんとそんな話をしていたら、「そんなあだ名で来た仕事は受けたくないなぁ」なんて話していらっしゃいました。

ですが、今はセルフ・プロデュースの時代。さすが、できるカメラマンは一歩踏み出しました。誰とはあえて申し上げません。しかし、さすがだなぁ。……楽屋落ちで申し訳ありません。

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(写真と本文は関係ありません)
 

いつものようにさわやかに答えてもらったインタビュー

本山雅志選手に「今度インタビューお願いしたら、受けてもらえるかな」とたずねたのが去年の11月。「もちろんですよ!」と明るく答えてもらったものの、その後、僕が代表戦の取材でカンボジアに行ったり、本山選手の移籍などがあり、鹿島時代には実現できませんでした。

なので、行ってきました。北九州への旅はバタバタしてて、本山選手が教えてくれたおいしいモノは一つも食べられなかったのですが、いいお話しだけは聞くことができたと思います。

トルシエに怒られても貫いた上下関係…本山雅志が語る日本代表と鹿島 
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そう言えば2007年、サポーターが練習場にやって来たとき、1人だけで30分ぐらい対応していたのを見ていました。ああいう選手は本当にすばらしい。

オフト監督あるいはザッケローニ監督のときの失敗を繰り返さないように

オフト監督のときは、都並敏史さんの負傷がチームのバランスを崩しました。ザッケローニ監督のときは主力選手たちがコンディションを落とし、形をうまく整えられないままワールドカップに突入してしまいました。

日本はまだ選手層は薄いかもしれません。ですが、もしも主力と思われる選手が調子を落としたり負傷したらどうなるか。実は昨日の会見で、ハリルホジッチ監督はそれらしいことに触れていました。

うーん、さすがというか、シビアというか。

【日本代表レポート】岡崎慎司ですら確約はない? ハリルホジッチ監督のドライな視線 

野球って一球ごとに駆け引きがあるなんて知りませんでした(汗)

いや、それはピッチャーとバッターが一球ごとに駆け引きをしているのはわかっていましたよ。でも、まさか審判とも一緒に駆け引きしなければいけないなんて思いもせず。

サッカーにゴールラインテクノロジーなんかが導入されていますから、野球にもストライクテクノロジーが導入される日も近いのでしょうか。今回の話には出てきませんでしたが、「日米のストラ言うゾーンの違い」なんていうことを聞くと、サッカーのゴールインはどこの国でも一緒だからなぁと思ってしまうのですが、振り返って考えると、ときどきゴールかどうかで大問題になっていることも。

ということで、ゆるすぽの「野球vsサッカー」2回目です。よろしくお願いいたします。

野球とサッカー、それぞれにある審判との駆け引き 

3次予選の組み合わせはこの方によると……

前園さんの最新のコラムが組み合わせについてでした。

【前園真聖コラム】第082回「最終予選で避けたい組み合わせとハリルホジッチ監督の課題」

この考え方によると、プラスだったのはオーストラリア、UAE、マイナスだったのは、サウジアラビア、イラク、タイ。やや嫌な条件が多いようです。

いずれにせよ、厳しい戦いであることは間違いありません。 しっかり旅の準備をしなければ。

打ち切りに怯える、本気でドキドキする連載がスタートしてます

本気でドキドキする連載がスタートしました。だいたい、相手が言ってることがわかるかどうかすら不明。
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素敵な笑顔のサッカー関係者……ではないんです。体格からかなり違います。

僕は本当にサッカーだけをずっと追ってきたので、他のスポーツがよくわかりません。で、浪人時代からの友人の井上君に、「だいたいサッカーは」などと言われて困ったりしていました。

ということで、元千葉ロッテマリーンズの立川隆史さんに、いろいろお話を伺うことになりました。失礼だとは思いつつ、身近に野球選手の方がいなくて聞けなかったことを聞いていきたいと思っています。掲載場所は共同通信デジタルがスポーツ普及のために立ち上げた、「ゆるすぽ」さん。

えっ!? 元ロッテ立川隆史さんがサッカー記者と対談


「野球の人ってサッカー選手、チャライと思ってませんか」
「野球の人って太ってませんか」
「野球の人って坊主頭をどう思ってますか」
とか、、どこに地雷があるのかすらわからない状態で手探りしていきたいと思います。

……怒って打ち切り! なんてことになりませんように。
 

3月の代表戦で書かせていただいた記事

3月のワールドカップ・アジア2次予選、アフガニスタン戦、シリア戦ではここに記事を書かせていただきました。どうかよろしくお願いします。

【日本代表レポート】合宿初日に存在感を見せた小林悠

【日本代表レポート】ハリルホジッチ監督が求め続ける「新しい本田圭佑」


【日本代表レポート】混沌とするハリルジャパン正GK争い 本命はやはり…


GK東口順昭 相手シュートは1本も「すごく難しいゲームでした」


小林悠が代表戦で普段見せない殺気 途中出場で鬼気迫るアピール


西川周作 「ラストチャンス」と覚悟したシリア戦で川口能活超えの新記録


右SBの酒井高徳 本田圭佑との連携に手応え「すごくやりやすかった」


【日本代表レポート】川島永嗣 正GKから4番手へ転落も「屈辱的だとは思わない」

 


新フォーメーションに手応えを感じた岡崎 「感覚的にプレーできた」 - Goal ...

大勝にも手応えと課題を見極める長友 「話し合って修正できた」 - Goal.com

【日本代表コラム】提示された新しい戦い方 果たして拍手は必要か ...

日本代表に“攻め”を求める指揮官 ハリルホジッチ:「もっと野心を!」


ゴールにも危機感を募らせる本田 「若手が増えている中で…」 - Goal.com

5−0の大勝にも表情厳しい長谷部 「今の段階で課題が出て良かった ... 

【日本代表コラム】アジア2次予選を終えて 完成度は「28点」 - Goal.com

さようなら、望月三起也先生

「ワイルド7」で有名な漫画家の望月三起也先生がお亡くなりになったそうです。77歳でした。

先生は熱心なサッカーファンで、数々の漫画にサッカーの話題が出てくるだけでなく、よくスタジアムでお見かけしておりました。とてもコミュニケーション力豊かな方で、私のような者にも気軽に声をかけていただいたりしました。

ある雪の降りそうな日、「今日は夏ではありませんが、雪が降れば奇跡の結果が起きるでしょうか」などと、ワイルド7の最終回にひっかけたお話しをさせていただき、先生にニッコリしていただいたのが一番の思い出です。

 僕は「極道イレブン」が好きでした。どうか安らかにお休みください。ありがとうございました。

「全部ばらすよ元御殿下コーチの会」の巻

御殿下サッカースクールに関係した、有志の方とお食事会をすることになりました。4月9日(土)、18時から20時まで。題して「全部ばらすよ元御殿下コーチの会」。

ご希望の方はFacebookでメッセージをください。御殿下サッカースクールのご父兄やOB・OGで、私と知り合いの人という制限を付けさせていただきたいと思います。一応私とは別の主催者による招待制ですので、メッセージを出した後お待ちいただけると、場所を詳しくお教えいたします。

過去にいろいろなイベントをやったとき、よくわからない人が紛れ込んでいたので、こんな形にしました。ごめんなさい。 

では4月9日(土)にお会いしましょう!! 

川崎vs鹿島 三方一両得の勝点1

2016年J1リーグ第5節、川崎vs鹿島は1-1の引き分けでした。27分、川崎DFのクリアミスでゴール前にフラフラとボールが上がり、そこを詰めたカイオが見事なボレーを決めます。ですが川崎も36分、田坂祐介がバックスピンのかかったパスを鹿島守備ラインの裏に送り、抜け出した小林悠がGK曽ヶ端準とぶつかってこぼれたボールにエウシーニョが詰めました。

川崎は大島僚太が負傷中、大久保嘉人もベンチスタートで小林悠はケガ明けなど、けが人が続出しています。試合はその川崎を鹿島が攻め立てる形から始まりました。

後半に入っても決定機を作り続けるのは鹿島。遠藤康、柴崎岳、土居聖真、鈴木優磨が決定機を迎えますが、ことごとく決まりません。ずっと耐えていた川崎ですが、大久保を途中投入するも実らず。大久保は普段なら決めているだろうというシュートに力がないなど、負傷の影響を感じさせるプレーでした。

ことごとく決定機を外しまくっていた鹿島は、サッカーのよくある展開どおりならきっと負けていたでしょう。なのに勝点1をとりあえず確保したと言えると思います。川崎はメンバーが大幅に変わる中、鹿島を相手に勝点1というのは、悪くない結果だと思います。そしてこの試合結果で首位に立ったのが浦和。勝点1の差で川崎をかわしました。

ということで、鹿島、川崎、浦和が勝点1ずつ得した、三方一両得の結果となりました。


ところで、試合後の素晴らしい光景を。

小林選手はカンボジア戦の負傷で右足にまだ違和感があるそうです。するとそこに西大伍選手がやって来て、鹿島にいい治療院があると教えていました。自分もそこでくるぶしを治療したと言い、「もし興味があるなら連絡ください」と言い残して去って行きました。

ケガでプレーできないのは本当に辛いでしょうからね。チームの垣根を越えた、サッカー選手同士の友情を見られたと思います。


それからもう1つ。


テレビ朝日の竹内由恵アナウンサーが来ていらっしゃいました。日夜大活躍なので、スタジアムに来るのは大変だろうと思ったら、この日は休みが取れたので、取材にやって来たとか。「休み」なのに「取材」……。「やっぱりサッカーは楽しいですね」と、ちゃんとミックスゾーンでいろいろな話も拾っていらっしゃいました。がんばれ〜!!

さらば御殿下サッカースクール その2

本日、ご父兄の方から「森君にはまだ来てもらうと運営の方から言われたのですが、今後もいらっしゃるのですか?」と聞かれました。

私はそんな話をされておりませんし、何より平林健一コーチが戻らない限り、また参加することはありません。


ところで、4月以降の総責任者という東京大学サッカー部の利重孝夫監督は、「シティ フットボール グループ」のマネージング・ディレクターなんですね。そして今回、いなくなる平林さんは、利重監督が東大の学生だったときの、サッカー部の監督。なにやらドロドロしたものを感じてしまいました。

さらば御殿下サッカースクール

20数年、コーチを務めていた御殿下サッカースクールを今日で去ることになりました。

2月の終わりにいきなり立ち話で3月末までと言われ、あれよあれよという間にこの日を迎えました。この20数年間、様々な出会いがありました。そしてみなさま、大変お世話になり、ありがとうございました。僕がいなくなると聞いて、顔を見せに来てくれたみんな、ありがとう。

ただ、去りゆくからというわけではないのですが、今後のことで不安な部分が多々あります。



3月頭の「意見交換会」という事前に内容を知らせないまま行われた会合が、いつの間にやら「説明会」になっていて、ご父兄のみなさんもよくわからないままに話が進んでしまったと思います。

しかも、その「説明会」の内容は、コーチライセンスを持たない大学生とOBだけで「教える」ことになっていたり、コーチがいないクラスがあってケガ人が出たらどうするのか考えていないようだったり、と何がよくなるのかわからないものでした。

また、お金の問題はなぜそうなるのか、まるでわかりませんでした。

まず、これだけ長いこといて初めて収支決算を見せてもらったのですが、サッカー部の活動案内パンフレットに30万円以上の「広告費」を払っていたというのも驚きでした。

それでも過去には余剰金があり、去年の単年度収支はトントンという説明でした。ところが、これまでの大学生3人+S級コーチ+C級コーチの合計5人という構成は、今後大学生とOBの合計5人になるのに、いきなり1.5倍に値上げされています。

その利益は運営母体であるサッカー部が使うのでしょうか。そうだとしたら、優先的にグラウンドを使用できるサッカー部が、その権利を使って営利事業をしようとしているようにしか思えません。

人工芝の改修費用に回されるのではないかという噂も聞きました。でも、それは時間あたりの使用料という形で大学が徴収すればいい話。授業で使う施設の改修費を一部の人たちに負担させるというのはあまり考えられないと思いますので、これはあまり考えられない話です。

ともかく、せっかく今年は収支決算報告書が出てきたので、今後も開示していくことは必要でしょう。



「説明会」では大学生のスクールマスターになる学生が「これまでより絶対面白くします」と熱く語っていました。ですが、その公約に何の根拠があるのか。大学生とはいえ、この言葉は軽すぎます。子どもを預かるというのは責任が重いのです。




コーチの軸足がサッカー部に置かれるのか、あるいはサッカースクールに置かれるのかが分かれ道です。どうか僕の心配が杞憂で終わりますように。

そして子どもたちは、これまでどおり、「コーチなんか関係ない!!」ってぜひ力一杯遊んでほしいものです。




と、いつまでもみんなのことが気になっています。末永く、子ども優先でいてほしいと思います。そして上級生クラスのみんなは、先日僕が言ったことを決して忘れてはいけません。

最後に、僕がここまで続けてこられたのは、毎週笑顔を見せてくれた子どもたちのおかげでした。みんな、本当にありがとう。

そして、昔僕が初めて受け持った小学校1年生のクラスの元気者、ムラタシンジ君。ムラタ君が大学生のとき、「いつか自分の子どもを連れてくるから、それまでいてね」と言われて約束したのに、ごめん。あの一言が、日曜の朝、横浜から本郷まで通う僕の原動力でした。キミの子どもに会えなくて残念です。つーかムラタ君、まず結婚したら教えてください。






 

巨星落つ。合掌。

ヘンドリック・ヨハネス・クライフ氏がお亡くなりになりました。私の一番のアイドルでした。どれくらいアイドルかというと、日頃から呼び捨てにできないくらい。

ワシントン・ディプロマッツで来日したとき、ホテルに差し入れのパンケーキを持っていって、翌朝、そのパンケーキを食べながら降りていらして、サインをいただけたのが思い出です。

サッカー・ダイジェストにいたとき連載を担当させてもらって、翻訳原稿をそれまでにないくらい手間をかけてシェイプアップしたのも忘れられません。

あ〜、今日はもうダメです。合掌。 

本田圭佑選手は傲慢なのか?

話したくないときは話さない。足早にミックスゾーンを通り過ぎていきます。

ですが、その実そんなときも「お疲れ様」と声を掛けると「お疲れです」という返事は返ってきます。今日のミックスゾーンでは「寒いっすね、まだ」と自ら口を開いていました。

その後の進行はとてもスムーズでした。それぞれの記者が1問か2問質問を投げかけ、本田選手が答える。最後はもう質問がないのを確認してから立ち去る。声も大きいし、表情も豊かだし、こういう取材は終わった後にとても幸せな気分になれます。

ときどき、活躍したのに話が聞けないことはあります。あるいはキープレーヤーだったのにコメントなしでミックスゾーンを通り過ぎることも。そんなときは、書こうと思っている記事の検証ができなくて困るのですが、決して傲慢ではないと思うんですよ。

今回は試合前に、
【日本代表レポート】ハリルホジッチ監督が求め続ける「新しい本田圭佑」
【日本代表レポート】合宿初日に存在感を見せた小林悠
【日本代表レポート】混沌とするハリルジャパン正GK争い 本命はやはり…

を書かせていただきました。またGoal.comにも寄稿させていただく予定です。どうかよろしくお願いいたします。

 
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