19日夜に成田を発ち、20日早朝にドバイに到着しました。

とりあえず、EtisalatのVisitor Lineというトラベラー用のSIMを手に入れました。これは3つの料金体系があって、僕が選んだのは、40分の国内・国際通話、40通の国内・国際SMS、700MBのデータがセットされたタイプです。これ以外に、1GBのデータと5時間のEtisalat Wifiがセットされたタイプなどがあり、どれも100AEDです。携帯に入れてそのまましばらくしたら開通していたようでした。

ドバイからアル・アインまではバスの旅となります。あ、しまった。どこからバスに乗ればいいのだろう。とりあえずSIMが有効になったので、Google Mapが使えます。昔に比べると格段に便利ですね。

インフォメーションの女性に聞いたところ、メトロの「ユニオン」駅で降りるとバス停があると言います。まず、ドバイ国際空港のエスカレーターを「登って」メトロを目指します。

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こんな機械があって、よくわからないので「レギュラー」「1回だけ」「すべてのゾーン」を選びました。
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路線図が出てくるのですが、字が小さいので注意。
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現金は5、10、20AEDしか使えません。僕は空港内で日本の口座から下ろしたら全部100AED札。しかたないのでクレジットカードで。片方は壊れていました。

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料金は10.5AEDでした。券、タッチするだけのタイプです。

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表示はわかりやすいし、2路線しかないので簡単です。

座席はこんな感じでした。座りやすいタイプです。
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ユニオン駅に着いて驚いたのは、降りる人に構わずどんどん人が乗ってくること。適切なコースを見つけて無理矢理降りましょう。それからもう一回驚いたのは、適当に満員になったところで、みんな乗るのを諦めること。「まだ全然いけるじゃん!」と思うのですが、人と肌を触れ合うのはイヤみたいでした。

こういうのは文化の違いですね。文化の違いと言えば、飛行機が到着してバスでターミナルに移動するとき、僕の前に立っているおじさんが、ずっと中指を立ててメガネを持ち上げるのです。時々、こちらを見ながら中指を立てるので、どうしようかと思ったのですが、ここでもめてサッカー見られないとイヤだし。知っててやってるのか、知らないのか。次は僕もおもむろにサングラスを取りだしてやり返そうかなと(笑)。

さて、ユニオン駅で降りてはみたものの、小さなバス停があるだけです。チケット売り場(ちなみに男女別です)で聞いてみると、アル・アインまでのバスが出ているのは、ここではなくて「Al Ghubaiba」のバス停だということでした。

Google Mapだと、もう一度メトロに乗り、そこからバスに乗って「Al Ghaubaiba」のバス停を目指せと言っています。

ですが、メトロの路線図を見ていると、「Al Ghaubaiba」という駅があります。Google Mapで見ると離れていない気がするので、とりあえずここは行ってみます。またも料金は10.5AED。

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到着して出口を探すと、バスのマークが。これは期待できるかも!!

出てみると、お見事!! 目の前がバス停です。
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係員がいるので「アル・アイン」と言うと、売り場を教えてくれました。なんと、20AEDしかしません。
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「あなたを待ってるよ!」と言われて急いだ先にいた「バス」は
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海外でのバス旅行はこれまでゆったりしていたのが多かったので、期待していたのに……しかも満員でした。そこで女性専用席に座ることに。ですが、隣の男性がさっと自分の荷物を片づけて僕が座れるようにしてくれたり、ガムをくれたりと、これはこれでいい思い出になりそうです。

中はこんな感じで、
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イスラムの国だと運転手に近い席は女性専用席になっていて、時には男性席との間についたてがあったりすることもあるのですが。

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乗って約2時間。寝てました。ぐっすり。で、アル・アインのバス停に到着です。思ったよりずっと簡単でしたよ。

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