本日、「ぐるなび」さんの「みんなのごはん」でまた一本記事を公開していただきました。これも読んで(漢字の間違いを訂正しました! 山本和彦様ありがとうございました)いただいているみなさまと、企画を守り抜いてくださっている中の人のおかげです。いつも本当にありがとうございます。

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U-17でエースだったFWは22歳で練習生になっていた……船越優蔵が僕らに伝えたかったこと 

Jリーグ入団前から期待の高い選手でした。特に高木琢也現長崎監督が日本代表のFWとして活躍していたので、その潮流にある選手として捉えられていたと思います。U-17ワールドカップでエースとして全然を任され、身体を張ったプレーとともに気の強そうな「やんちゃ」な雰囲気だったのも、FWとしてのポテンシャルだと考えられていたことでしょう。

G大阪に入団し、すぐにオランダ留学。1年間武者修行し、スケールアップして帰ってくるはずでした。ところが……。

若気の至りと言えばそうかもしれません。ですが、船越優蔵の物語は挫折だけで終わったのではありません。その後、もがき苦しみながら再生しプロ生活を15年続けたのです。だからこれは決して暗い語ではなく、一度つまずいても、立ち上がることができることを示してくれた、そんな「勇気」のストーリーを語ってくれたと思っています。