日本代表の取材には、各社すごい記者の方々が集まっています。その中に僕が尊敬する報知新聞の内田知宏記者がいらっしゃいました。

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大学時代は関西野球選抜のピッチャーとして韓国遠征までなさった方ですが、ずっとサッカー担当です。選手が思わず口を開いてしまうソフトなあたり口と謙虚な姿勢は、ホントすごいと思ってます。

その内田さんからこんなICレコーダーについてのお話を伺いました。昔は嫌がる選手もいたため、記者の方々はメモで話を取るのが一般的でしたが、今はICレコーダーを回す人が増えてきました。内田さんはICレコーダーを使う人が増えたことで気付いたことがあると言います。

「ICレコーダーの落とし穴は、それで選手たちの話を集めて終わりという感じになってしまうことなんです。記者はその選手が話したことの裏にあることを探らなきゃいけないし、知らなきゃいけない。それじゃなければ記者という職業じゃないんです」

この言葉、聞いてからずっと心に響いてます。自分も仕事を見つめ直さなければ。忘れないように、ここに書き残しておきます。ありがとう、内田さん。